2024.12.20 00:002024年11月24日「喜びなさい」フィリピの信徒への手紙4章4~9節1. 主においていつも喜びなさい 今日の聖書箇所は、パウロがフィリピの教会に宛てた手紙から、「主において、常に、喜びなさい」という有名なみ言葉について考えていきます。 まず、「キリスト・イエス」という言葉に注目しましょう。「キリスト」とは、古代イスラエルの儀式で「油を注がれた者」を意味し、神から特別な使命を与えられた人を指します。イエス様が受けた使命は、十字架によって罪人を救うことでした。 しかし、当時のローマ帝国では皇帝が神のように崇められており、「救い主はイエス様だ」と宣言することは、ローマへの反逆と見做される危険がありました。日本でも、徳川時代の「キリシタン禁止令」や、太平洋戦争時の天皇崇拝など、類似の状況があり...
2024.12.15 10:17礼拝で聖書の物語を取り上げています2024年の12月から、板橋大山教会では、聖書の物語を毎週、大久保牧師が取り上げてお話しています。1月はクリスマス後の物語です。およそ2000年前、本当のクリスマスはとっても静かに訪れました。イエス・キリストがなぜ誕生したのか。それは、神様からの救いのメッセージです。でも、誰かに勝つため、戦争に勝つためでは全くありません。私たちひとりひとりを罪から救うために来られました。そして、「疲れたもの、重荷を負うものは私のもとに来なさい」と聖書は今も語っています。聖書の中の様々物語。「旧約」(古い約束の)聖書と、「新約」(新しい約束の)聖書。聖書の様々な物語に耳を傾けてみませんか。