2021.01.31 01:001月31日(日)降誕節第6主日(公現後第4主日)「山上の説教 八つのさいわい」マタイによる福音書 5章1~12節 今日は、〔山上の説教 「幸い」〕と題してマタイ5章1~12節のみことばから学び信仰の糧を与えられたいと思います。1 イエスはこの群衆を見て、山に登られた。腰を下ろされると、弟子たちが近くに寄って来た。2 そこで、イエスは口を開き、教えられた。3 「心の貧しい人々は、幸いである、/天の国はその人たちのものである。4 悲しむ人々は、幸いである、/その人たちは慰められる。5 柔和な人々は、幸いである、/その人たちは地を受け継ぐ。6 義に飢え渇く人々は、幸いである、/その人たちは満たされる。7 憐れみ深い人々は、幸いである、/その人たちは憐れみを受ける。8 心の清い人々は、幸いである、/その人た...
2021.01.24 01:051月24日(日)降誕節第5主日(公現後第3主日)「福音宣教とイエス様」マタイによる福音書 4章12~17節 今日は、「福音宣教とイエス様」と題してマタイ4章12~17節のみことばから学び信仰の糧を与えられたいと思います。12 イエスは、ヨハネが捕らえられたと聞き、ガリラヤに退かれた。13 そして、ナザレを離れ、ゼブルンとナフタリの地方にある湖畔の町カファルナウムに来て住まわれた。・・・・15 「ゼブルンの地とナフタリの地、/湖沿いの道、ヨルダン川のかなたの地、/異邦人のガリラヤ、16 暗闇に住む民は大きな光を見、/死の陰の地に住む者に光が射し込んだ。」17 そのときから、イエスは、「悔い改めよ。天の国は近づいた」と言って、宣べ伝え始められた。 わたしたちが沖縄に行って間もない頃、街でウインドウショッ...
2021.01.17 01:001月17日(日)降誕節第4主日(公現後第2主日)「漁師から弟子に」マタイによる福音書 4章18~25節 イエス様の最初の弟子になった人たちは、ガリラヤ湖で漁をする漁師たちであったと、今日の箇所は記しています。彼らは、ガリラヤ湖の漁師として生計をたて、家族を養い、漁師という仕事に誇りをもっていたと思います。彼らは漁師としての仕事に励みながら、漁に適した天候や漁の方法などに長けたプロフェッショナル意識も持っていたと思います。そのような彼らが、イエス様に声をかけられて弟子になっていったのです。 ところで、ガリラヤの漁師であった彼らが、イエス様についていこうと決心したとき、ある者たちは「網を捨てて従った」、また他のある者たちは「舟と父親とを残してイエスに従った」とあります。実に、イエス様に従った者たちは、イ...